以下の論文が出版されました。
K. Wada, Effect of small heat release and viscosity on thermal-diffusive instability, Scientific Reports 11:20225, 1-22 (2021) Open Access
熱・拡散不安定性の安定境界条件に対する小さな発熱量と粘性の影響を明らかにした論文です。
この場合(密度連続な界面の線形安定性解析)、ダリウス・ランダウ不安定性(密度不連続な界面の線形安定性解析)とは異なり、発熱量には安定化の作用があります。
詳しくは、論文をご覧ください。
分散関係に波数の3乗の項が登場する点も面白いです。
全体は、漸近解析と数値解析のパートに分かれているので、
どちらか興味のある方だけでも見てもらえると嬉しいです。
よろしくお願いします。
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